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広島

8、9と、広島にEdさんのヘア&メークをさせてもらいに、行って来た。
Edさんとは、かれこれ、9年の付き合いになるのか.....。やはり、月日が流れるのは、あっとゆう間。
9年前の、正月休みで、実家に帰ってる時に、じゅんくんから連絡あって、髪を切って欲しいという人がいるんだけど.....。って人がEdさんだった。
やるやるやる!やりたい!と、埼玉から東京へ.....。
そういうのって、直感なのかもしれない。そこからの、付き合いをさせてもらってる。
直感を信じて、Edさんと、出会える事が出来て、本当に良かったと、改めて、今回思った。

正直、当日は、ヘア&メークってのと、広島ってので、緊張していた。
小学校の頃、実は、原爆について、図書館で資料を読みあさってしまっていた為に、どうしても、踏み入れる事が出来ない?踏み入れては行けない?場所だった。当時の、その写真と文章がよみがえる。鳥肌とゆうか、ひあ汗をかきながら、なにかに取り付かれたかの様に見ている自分を思いだしてしまう。

今回、この機会に行ける事が出来て、感謝している。

私のおじいちゃんは、戦争に行っている。体に銃弾がかすった後が残っていて、それを、目にしている。
でも、いっさい、戦争の事を話さないおじいちゃんだった。
そして、その子供達、お母さんにも話さなかったそうだ。
そして、それがないのに?それがないから?か、子供達は、おじいちゃんを尊敬している事に、私はこの家系に産まれて良かったと思う。
きっと、語り尽くせなく、語る事が出来ない程、せつなく、言い表せないものだったように思う。それは、じいちゃんが、それを償うかの様に、懸命に働き、懸命に人を守り、懸命に学を持とうとしていたのが、誰から見ても、わかったからだと思う。死ぬまで、償っていたかの様に思う。かっこよいじいちゃんだった。

そんな中でも、授業で教わる、日本側の見方の戦争をきき、なぜか、原爆に体が反応してしまったわけだが、それ以来、自分の中で、封印してしまっていた。
広島、長崎と聞くだけで、どうしようもなく、胸がきゅんとしてしまうからだった。

今回、この流れで、広島出身のEdさんと行ける事が出来て、心強かった。
終戦から、たったの20年で、産まれていて、どうしたってつきまとっている環境にいて、それでも、健やかに育っていて、それだから、地に足がついた、底力があるのかもと、町を案内してもらって感じた。そして、物凄く優しい人だとゆう事が、改めて、感じた。この、土地の持つ意味、この土地に育った人のそれについての、言葉少ない、でも、その力を感じた。

体験や、それを伝えていこうとする行為は、本当に大切な事と思う。
ただ、私には、あの平和記念公園で、思った事を自分の中で、ずっと思い続ける事しか出来ないだろう。

Edさんと出会えた事に、感謝します!





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by mooochan | 2006-10-08 22:59 | 日記
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