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2月16日 快晴

今日は、実の父、パパの命日。
こんなにいい天気で、嬉しい。

もう、8年か.....。

ちょうど、お店をオープンした年で、
ちょうど、お店をオープンした月に、
17年ぶりに、叔父から、パパの危篤の連絡をもらった。

お店をオープンしたら、もう、自立でいいよね?と
その年に、パパを探したいと思っていた矢先だった。
目は開かなかったけど、温かかった。

私には、もう1人父、お父さんがいる。
高校生の時に亡くなっている。それは、腐ってた私を、
ハッと目覚めさせてくれた。

今考えると、パパとは9年。お父さんとは、8年。

とってもとっても短かったんだと、感じる。

でも、恥ずかしながら、父が2人という事実を、
受け止められず、変に冷めてて、変に大人な子供時代
を過ごしてしまい、父、母が、ただただ一生懸命に、
生きてきたんだと気付き、考えるようになったのは、
2人が亡くなってからだった。

結婚。も、どっかにそれが引っ掛かり、慎重になってしまい、
9年もかかってしまったんだろうと、思う。
別れに敏感で、どっかで、恐いという気持ちがあった。
でも、2人の父のおかげで、変に冷めてて、変に大人な子供時代
を取り戻したいと、思えるようになったんだと思う。
過去の、自分の気持ちにけじめをつけられると、自信が出来た時に、
結婚をした。

残念ながら、亡くなってから、やっとそうなれたけど、自分の
家族の歴史をたどる事で、いろんな人の気持ちの、痛みや、喜び
や、悲しみや、怒りや、楽しみや、ずるさや、素直さに敏感になり、
どれもが、人なんだな〜と思える。
教科書での歴史も、その時代、時代で、みんなこういった感情を
持ちながら、でも、真剣に生きて、どれもが、人なんだな〜と、
思える。それを、評価なんて、自分には出来ない事だと思う。

たまたま、自分はこんな経験をさせてもらい、今があるけど、
こういう経験無しに、本当に人思いで、健やかな友達も、まわりには
たくさんいる。人の痛み、喜びを感じられる、優しい友達がいる。
見てるだけで、自分が恥ずかしくなるくらい、健やかな....。
無くしてから、気付くなんて事はもうしたくないと、経験と健やかさん
たちを見てきて、今思う。

そして、自分の原点の、江戸川にまた、足を運べる事が出来て、
離れていた親戚と会う度に、力が抜ける事に感謝する。

しかし、江戸川は、のんびりしてる。東京ってのは、本来は、田舎
なんだな〜と感じる。

と、いう事で、また、長い独り言になりました。


2月16日 快晴_f0067689_1352182.jpg

          江戸川区瑞江 西光寺
by mooochan | 2007-02-16 12:37 | 日記
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