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ゾラ

火曜日、家族皆で、タビーと同じお寺さんに行き、形あるゾラとお別れしてきました。
正直、まだ、受け入れられないでいる自分もいたりしますが、と、いうより、ゾラがいるのが本当に当たり前すぎて、今、まだ、形無い事が、よくわかってないっていう感じです。悲しいとか淋しいとかだけではなく、なんだか、ボケーっと、ボワーっと、ジワーっとしてます。
でも、考えれば考えるほど、この10年間、ゾラといれた事で、優しさや、悲しさや、嬉しさなど、ストレートな愛情をもらいながら、心が断然、豊かになれたと思います。
人間だから、弱かったり、無意味に強かったり、気持ちと行動がちぐはぐになっちゃったり、つかなくてもいい嘘や見栄をはっちゃったり、すぐに、なにかとぐちゃぐちゃになったりを繰り返しちゃうけど、それが、人間の良さでもあるけど、ゾラとタビーといれた事で、すれた感情を戻してくれるというか、物凄い考えさせられたというか、口だけではなく、シンプルでストレートな愛情に、助けられて過ごしてきたんだなあと、実感しています。
ほんと、基本一緒だったので、こうだった、ああだったという、エピソードがありすぎて、何を書いていいかわからないんです。
そんな中、今回、ゾラが病気になり、亡くなってしまった事で思ったのが、私達以外の人達の思い出や、記憶の中に、ゾラとタビーは、すっかりお邪魔していたんだなあと、物凄く感じました。
頂いたメールや、お手紙や、会いに来てくれたりとか、それを見ると、飼い犬を越えて、看板犬を越えて、それぞれのその時の記憶に、すーっと入り込んでいたんだなあと、感じました。
上手く表現出来ないけど、この曲を聞くとあの時を思い出すだったり、この匂いをかぐと、あの時を思い出すだったり、これを見ると、あの時を思い出すだったりと、その曲や、匂いなどになっていたのかなあと、思いました。
色々教えてもらいましたとか、あの時、ゾラとこうだったとか、タビーが亡くなっても、タビーとの話しが6年たった今でも、会話にすんなり普通に出て来たり、それぞれの性格を、ばっちり、理解していてくれたり、自分達と変わらない愛情を、もらっていたんだなあと、物凄く感じました。
それを強く感じたので、この10年の流れを、この場に少しでも残して、たまに、その時のかぶった思い出に戻ったり、単純に濃いゾラの一生を、残したいと思って、写真をのっけまくっちゃいました。
10年。長いようで短いけど、短いようで長いけど、この10年は、今後の10年に、かなりよい方向に影響していくと思います。
残念ながら、記憶というのはうすれるものだけど、この10年という事実が、きっと、形を変化してまた、新しい自分達になっていくんだなあと思うと、楽しみにもなっていきます。

改めて、ふとした時にまた、当たり前だったゾラとの思い出を、書けたらと思います。

お見舞い、励ましのメール、お手紙、お守りや、わざわざ会いに来て下さったりとか、数々の愛情を、本当にありがとうございました。
そして、これからも記憶の中で、少しでもゾラとタビーが遊んでいてくれたら、ありがたく思います。

ゾラ。タビー。本当にありがとう。お疲れ様でした。
by mooochan | 2008-05-29 07:21
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